2-3. 測定方法2 (通話シミュレーションモジュール)
通話シミュレーションモジュールを利用すれば、
ファイルに保存されている音声データを送信、および受信することができます。
通話シミュレーションモジュールを使って音声品質を測定するには、
2台のホストが必要です。
通話シミュレーションモジュールを利用した測定
- 発信モジュール
- 着信モジュールに電話をかけて音声データを送信する通話シミュレーションモジュールのことです。
音声データ送信用PCにインストールします。
- 着信モジュール
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発信モジュールからの電話を受ける通話シミュレーションモジュールのことです。
音声データ受信用PCにインストールします。
- VoIPライブラリ
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音声品質を測定するライブラリです。
ASTEC Eyes for VoIPと同じホストにインストールします。
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通話シミュレーションモジュールを使った測定の手順
- 音声データ受信用PCで着信モジュールを起動します。
- 音声データ送信用PCでASTEC Eyes for VoIPを起動します。
- 受信ホストと音声データファイルを指定して送信を開始します。
- 音声の送信が終了すると、R値のグラフが表示されます。
音声データ送信

通話シミュレーション
発信モジュールを単独で起動する
ASTEC Eyes 本体を起動せずに音声データの送信を行うこともできます。
音声データの送信を行う「発信モジュール」をスタートメニューから起動して操作をしてください。
キャプチャは行われませんので、音声品質の測定をするには別途
ASTEC Eyesを起動してキャプチャを行う必要があります。