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2. ASTEC Eyes for VoIPによる音声品質の測定

2-1. 計測できる音声品質


ASTEC Eyes for VoIP が測定できる音声品質は次の9種類です。

  • ネットワークR値
  • ネットワークMOS値
  • ネットワークMOS-j値
  • ユーザーR値
  • ユーザーMOS値
  • ユーザーMOS-j値
  • ラウンドトリップタイム
  • パケット損失率
  • ジッタ

R値
ITU-T 勧告G.107のE-Modelに従って算出したR値です。
MOS値
ITU-T 勧告G.107のAnnex Cに従って、R値を元に算出した推定MOS値です。
MOS-j値
TTC標準JJ-201.01に従って算出した値です。
ネットワーク値とユーザー値
R値、MOS値、およびMOS-j値には、 ネットワーク値とユーザー値の2種類を表示します。 ネットワーク値はネットワークの状態だけを考慮して算出します。 ユーザー値は通話端末(IP電話)の特性や状態なども考慮し、 パラメータとして計算式に与えて算出します。

ASTEC Eyes for VoIPはRTCPおよびRTPのデータを基に音声品質を計算します。 RTCPがネットワークを流れない場合や、 流れても有効なデータが含まれていない場合は、 RTPのデータからジッタとパケット損失率を求めて計算に使います。 ラウンドトリップタイムは理想値(0ミリ秒)として計算します。

ラウンドトリップタイムなど、 R値を計算するためのパラメータの値は設定することができます。 ここで設定した値は、ユーザ値(ユーザーR値、ユーザーMOS値、ユーザーMOS-j値)の計算結果に反映されます。

ASTEC Eyes for VoIPでは、 次の2種類の方法で音声品質を測ることができます。

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