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ASTEC Eyes on the net
ASTEC Eyes について、
よく聞かれる質問とそれに対する回答を取り上げます。
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Q0. | 「アプリケーションのインストールされている バージョンが確認できません」というダイアログが表示されました。 どうしたらよいですか? |
A0. |
旧バージョンをアンインストールしてから新しいバージョンをインストール
してください。 アンインストール時のダイアログに正しく応答すれば問題ないのですが、 念のためアンインストール前にライセンスファイル (eyes_license.txt と、もしあれば voip_license.txt) をバックアップしておいたほう が安心です。 |
Q1. | 製品の価格は? |
A1. |
基本パッケージ
は 1 ライセンス 198,000 円 (税別) です。 リモートモジュール は 1 ライセンス 75,000 円 (税別) です (全プラットフォーム共通)。 ASTEC Eyes for VoIP は 1 ライセンス 396,000 円 (税別) です。 ASTEC Eyes VoIP Player は 1 ライセンス 98,000 円 (税別) です。 |
Q2. | サポート契約はありますか? |
A2. | 新規有償サポートの販売は、2018年3月末をもって終了しました。 詳細についてはこちらをごらんください。 |
Q3. | 紙に印刷されたマニュアルはありますか? |
A3. | ございません。PDF ファイルのみでご提供しています。 |
Q4. | 必要なライセンス数はどのように数えるのですか? |
A4. |
1 ライセンスとは、1 台のホストに1つの
ASTEC Eyes
基本パッケージ、リモートモジュール、または
ASTEC Eyes for VoIP をインストールして使うことができる権利のことです。
ホストにインストールしてあるネットワークインタフェースカード (NIC) の数には依存しません。 また、プラットフォームにも依存しません。 ライセンス数の範囲内でしたら、 どのプラットフォームにインストールしていただいてもかまいません。 ASTEC Eyes for VoIP の一部のプログラムは、ライセンス数の範囲内で ASTEC Eyes for VoIP の他のプログラムとは異なるホストにインストールできます。 |
Q5. | ASTEC Eyes はどこで購入できますか? |
A5. |
弊社で直接販売を行っております。 また、販売代理店をご利用いただくこともできます。 特に弊社で指定している代理店はございません。 普段お使いになられている代理店をご利用ください。 現在のところ、店頭での販売は行っていません。 |
Q6. | プラットフォームの変更はできますか? |
A6. | はい、無償で変更できます。特別な手続きも必要ありません。 メディアの中には、 各プラットフォーム用のバイナリが入っています。 お買い上げいただいたライセンス数を上限として、 どのプラットフォームにでもインストールしてお使いいただけます。 |
Q7. | このソフトウェアで何ができますか? |
A7. |
ASTEC Eyes は、
ネットワークを使っていて遭遇するさまざまなトラブルを解決するためのツールです。
また、
問題の解決だけでなくトラブルを予防するためのツールとしても使うことができます。
ASTEC Eyes は、 ネットワークアナライザーと呼ばれる種類のソフトウェアです (LAN アナライザーまたはプロトコルアナライザーとも呼ばれます)。 ASTEC Eyes には、 大きく分けて次の二つの機能があります。
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Q8. | 他社のネットワークアナライザーとの違いは何ですか? |
A8. |
ASTEC Eyes
の機能面での大きな特長として、次の 4 点が挙げられます。
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Q9. | Linux など Windows 以外の OS に対応していますか? |
A9. |
リモートモジュールについては、
Windows以外に次のプラットフォームに対応しています。
ASTEC Eyes の基本パッケージについては、 現在のところ Windows 以外のプラットフォームに対応する予定はありません。 |
Q10. | 製品には、基本パッケージとリモートモジュールがあるようですが、 違いは何ですか? |
A10. |
リモートモジュールは、基本パッケージから GUI を取り除いた製品です。
リモートモジュールは、
ASTEC Eyes
基本パッケージと同じモニタ機能、キャプチャ機能、ログ機能、
およびエキスパート機能を持っています。
しかし、収集したモニタ情報を表示する機能やパケットをデコードする機能、
ホスト名を検索する機能はありません。 |
Q11. | リモートモジュールはネットワークアダプタ 1つにつき1つずつ必要ですか? |
A11. |
必要ではありません。 同じホストにインストールされているネットワークアダプタであれば、 1つのASTEC Eyes またはリモートモジュールで、 同時に複数のネットワークアダプタを監視できます。 |
Q12. | ネットワークにエラーが発生したことを知らせるような、 通知機能はありますか? |
A12. |
あります。 バージョン 3.0 から、TCPの再送やIPアドレスの重複など、エキスパート機能で検出したイベントをメールで通知する機能 (通知機能) が加わりました。 バージョン 5.0 から、イベントを SNMP Trap として通知する機能が加わりました。 これまでと同じように、 検出したイベントをウィンドウ上に表示できるほか、 必要なイベントだけをまとめて定期的にメールで通知したり、 指定した重要なイベントについては検出したときにすぐに通知することができます。 |
Q13. | トラフィックジェネレータの機能はありますか? |
A13. | バージョン 5.0 からトラフィックジェネレータ機能が加わりました。 |
Q14. | 評価版にはどのような制限がありますか? |
A14. | 3つの制限があります。
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Q15. | トラフィックジェネレータ機能が使えないのですが? |
A15. |
不用意にパケットを送信することで、
ネットワーク障害を発生させてしまうことを避けるための処置です。 評価版は、 デフォルトではトラフィックジェネレータ機能を使えないように制限しています。 この制限を解除することはできます。 トラフィックジェネレータ機能を評価する場合は、 弊社までお問い合わせください。 製品版にはこの制限はついておりません。 トラフィックジェネレータ機能を使う場合には、 ネットワーク環境や送信するパケットの内容を十分に確認したうえで、 ご利用ください。 |
Q16. | 評価版の登録をしましたがライセンスキーが届きません。 |
A16. |
評価版を使うためのライセンスキーはメールに添付して送ります。
登録していただいたメールアドレスが誤っている場合や、
添付ファイルがついているメールを配送しないようなメールサーバーを経由している場合には、
ライセンスキーのメールが届かない場合があります。 翌営業日をすぎてもライセンスキーのメールが届かない場合や、 添付ファイルが削除されたメールが届いた場合は、 弊社までご連絡ください。 |
Q17. | 推奨するネットワークアダプタはありますか? |
A17. |
特にありません。 PCI バスや PC カードに対応した有線の LAN アダプタであれば、 問題なくお使いになれます。 弊社の調査では、 PCI バスやPCカードの LAN アダプタについては、 パケットの取りこぼしや CPU の負荷に差は見られませんでした。 無線 LAN アダプタについては、 機種や環境によっては正しく動作しないケースがありました。 お使いになっているネットワークアダプタが動作しない場合は、 弊社までお問い合わせください。
ノート PC でお使いになる場合は、
CardBus 対応の PC カードをお薦めします。
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Q18. | ローカルなネットワークとの間にスイッチやルーターが入っている別のネットワークを調べられますか? |
A18. |
スイッチやルーターが、
ポートモニタリング機能
(一つのポートに流れたパケットをそのまま別のポートにコピーする機能)
を持っている場合は、これを使って、別のネットワークの状態を調べることができます。
または、 ASTEC Eyes の リモートモジュール を離れた場所のネットワークにあるホストにインストールすれば、 ローカルなネットワークと全く同じ操作で離れた場所のネットワークの情報を調べることができます。 リモートモジュールが対応している OS については、 Q9. Linux など Windows 以外の OS に対応していますか? をご覧ください。 |
Q19. | IPv6に対応していますか? |
A19. |
対応しています。
デコード機能の IPv6 対応に加えて、モニタ機能とログ機能でも IPv6 に対応しています。 IPv6 に関連するプロトコルが、上位のアプリケーションプロトコルを含めて、完全にモニタおよびデコードできます(OSに依存する部分を除きます)。 |
Q20. | Ethernet のコリジョン情報は取得できますか? |
A20. |
できません。 多くのネットワークインタフェースのチップは、 そのインタフェースからパケットを出力しようとしたときのコリジョンの統計情報しか取得できません (自分がパケットを出力していない間はコリジョンの情報を得られない)。 そのため、 ネットワークの統計情報としてはあまり意味がないと考えられるからです。 これは、ASTEC Eyes が専用のハードウェア測定器ではなく、 ソフトウェアだけで実装されていることによる制約です。 |
Q21. | Ethernet のエラー情報は取得できますか? |
A21. |
すべてのエラー情報が取得できるわけではありません。 ASTEC Eyes は、 トラフィックのモニタや、 パケットのキャプチャを行うために、 Windows の汎用的なデバイスドライバ (NDIS レイヤ) を利用しています。 NDIS では、 必ずしも全てのエラー情報を取得できるわけではないためです。 NDIS レイヤから取得できる
|
Q22. | シリアル回線を調べることはできますか? |
A22. |
できません。 しかし、 (レガシーデバイスの) シリアルポートではなく、 USB の LAN アダプタであれば、 ASTEC Eyes で調べることができます。 |
Q23. | 最長で何日間モニタできますか? |
A23. |
デフォルトの設定では、
モニタウィンドウには 1 日分のデータ
(統計の粒度は 5 分間) を表示できます。
設定により、最長 6 日分のデータを表示させることができます。
メインウィンドウのメニューバーの
「オプション(O)」 から 「設定(O)」 を選びます。
「オプション設定」ダイアログボックスが現れます。 ログ機能を使えば、 もっと長期間のトラフィック情報を調べることができます。 ログ機能について、詳しくはユーザーズガイドをご覧ください。 |
Q24. | ログを出力しているのに、 グラフが描画されないのですが? |
A24. |
ログの出力を開始しても、直ちにログを見ることはできません。
書き込み中のログファイルの情報は参照できないためです。 グラフを描画できるようになるまでの待ち時間は (出力間隔)×(同一ファイルへの書き込み回数) です。 デフォルトの設定でログの出力を開始した場合は、 (5 分)×(6 回) = 30 分以上経過しないとグラフを描画できません。 |
Q25. | レポート作成機能はありますか? |
A25. | バージョン 5.0 から指定したグラフを定期的にHTMLファイルとして出力するレポート機能が加わりました。 |
Q26. | モニタ情報は保存できますか? |
A26. |
できます。 ファイルに保存するには、 保存したいモニタ情報を表示しているモニタウィンドウをアクティブにし、 メインウィンドウのメニューバーの 「ファイル(F)」 から 「モニタ情報の保存(G)...」 を選びます。 ビットマップ形式や CSV 形式で保存できます。 また、 コピーアンドペーストの機能を使って、 Microsoft Word や Excel 等他のアプリケーションにコピーすることもできます。 |
Q27. | ログファイルのサイズが大きいのですが、 何か対策はありますか? |
A27. |
ログデータの作成方法やログファイルへの出力方法を変更することで、
ログファイルのサイズを小さくできます。
デフォルトでは、
5 分間隔でログデータを作成し、
1 つのログファイルに 6 回分のログデータを書き込みます。
出力間隔を大きくする、
または (次に説明する理由により)
同一ファイルへの書き込み回数を増やせば、
ログファイル全体のサイズは小さくなります。 各ログファイルには、
ログファイルに書き込むとき、 1 回目は a. を書き込み、 2 回目以降は b. (前回からの差分のみ) を書き込みます。 b. の情報は (出力間隔) x (同一ファイルへの書き込み回数) 分間のトラフィックに関する情報なので、 トラフィックに比例した量になりますが、 a. の情報にはログを取り始めてから観測されたものがすべて含まれます。 そのため、 ログを取りつづけている限り、 a. 部分の情報は増加しつづけます。 a. 部分の情報は ログを停止するとリセットされるので、 定期的にログを停止しては再開することにより、 ログのファイルサイズを小さくすることができます。 |
Q28. | エキスパートイベントでチェックサムエラーが大量に発生してしまうのですが? |
A28. |
ネットワークインタフェースカード (NIC) の種類によっては、
カードのハードウェアでチェックサムを計算する機能
(Checksum Offload機能)を持つものがあります。
そのような NIC
をインストールしてあるホストでトラフィックをモニタすると、
正しいチェックサムが設定されていない状態のパケットをキャプチャすることになり、
エキスパートイベントでチェックサムエラーを検出してしまいます。
また、 カードのハードウェアで長いデータを複数の TCP のパケットに分割する機能 (Large Send Offload機能、 あるいはTCP Segmentation Offload機能)を持つ NIC もあります。 このような NIC をインストールしてあるホストで長いパケットを送信しようとしたときにも、 チェックサムエラーを検出します。 これを避ける方法をプラットフォームごとに示します。
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Q29. | グラフの Others という項目は何ですか? |
A29. |
発信元毎、受信先毎、ホストペア毎のグラフは、デフォルトの設定では全ての項目を表示していません。 Others という項目は、表示していない項目を合計したものを示しています。 ホストを項目とするグラフで、項目数が非常に多くなったときにグラフが見づらくなるのを防ぐための機能です。 「オプション」メニューの「グラフのデフォルト」タブで、表示する項目数を指定したり、項目数を制限しないようにもできます。 |
Q30. | キャプチャバッファのサイズは変えられますか? |
A30. |
変えられます。 メインウィンドウのメニューバーの 「オプション(O)」 から 「設定(O)」 を選びます。 「オプション設定」ダイアログボックスが現れます。 インタフェースを選んでから、サイズを変えます。 指定できるサイズは、最小 2K バイト、最大値が実メモリの 1/4 までです。 K バイト (1024 バイト) 単位で指定します。 |
Q31. | どの程度のトラフィックまで、 パケットを取りこぼさずにモニタやキャプチャができますか? |
A31. |
モニタやキャプチャの性能は、トラフィック量とホスト数に依存します。
一つの目安としては、
1000 ホスト程度の 100Mbps Ethernet の場合、
400MHz 以上のクロックの CPU を使っている PC であれば、
パケットを取りこぼさずにモニタやキャプチャを行うことができます
(ASTEC Eyes では、
モニタとキャプチャはほぼ同じ性能です)。 ギガビット Ethernet の場合には、 ピークが 300Mbps 程度のトラフィックに対して、 800MHz 以上のクロックの CPU が必要になります (連続キャプチャ機能を使わない場合)。 ※ ASTEC Eyes の性能やモニタやキャプチャ中に CPU にかかる負荷は、 お使いになるネットワークカードや PC の性能に依存します。 ※ リアルタイムデコード機能を利用すると、キャプチャできたパケットでもGUIに表示するまでの間にドロップする可能性が生じます。 ネットワークの負荷が高い時や、出来るだけ取りこぼしたくない場合にはリアルタイムデコード機能を使わず、通常のキャプチャ機能をご利用ください。 |
Q32. | キャプチャバッファのサイズよりも多くのパケットをキャプチャしたいのですが? |
A32. |
連続キャプチャ機能をお使いになるとよいでしょう。 ASTEC Eyes には、 キャプチャしたデータを直接ファイルに保存する 「連続キャプチャ機能」があります。 詳しくはユーザーズガイドをご覧ください。 |
Q33. | 壊れたパケットを取得できますか? |
A33. |
Ethernet レベルでエラー (CRC エラーなど)
になったパケットはキャプチャできません。 ASTEC Eyes は、 Windows の NDIS レイヤを利用して、 ネットワーク上のパケットの流量の計測やパケットの収集を行っています。 NDIS レイヤでは、 エラーと判断された (壊れた) パケットの数を知ることはできますが、 パケットのデータそのものを取り込むことができないためです。 NIC ごとに専用ドライバを用意すれば、 エラーパケットを取得できるようになると思われますが、 現時点では、 個別の NIC ごとのドライバを開発することは計画していません。 |
Q34. | キャプチャを続けながらデコードできますか? |
A34. |
バージョン 5.0 からリアルタイムデコード機能が加わりました。
リアルタイムデコード機能を使うと、キャプチャしたパケットをすぐに画面で確認することができます。
また、ASTEC Eyes には、メモリ上のバッファを使わずに、直接ファイルにキャプチャしたパケットのデータを書き出す連続キャプチャ機能があります。 1 つのファイルに書き込むデータ量は設定でき、データ量が設定値を超えると新しいファイルを作成して、そのファイルへの書き込みを始めます。 連続キャプチャ機能はGUIで操作をしながらキャプチャ、デコードを行う通常の機能とは並行して行うことができます。 |
Q35. | 障害がいつ起こるか分からないので、 パケットをキャプチャし続けたいのですが? |
A35. |
連続キャプチャ機能
をお使いなると良いでしょう。 ASTEC Eyes には、 キャプチャしたパケットをメモリ上のバッファではなく、 直接ファイルに書き出す連続キャプチャ機能があります。 十分な大きさのディスクを用意して、 この機能を使えば、 ディスク容量の範囲内でパケットをキャプチャし続けることができます。 また、 バージョン 3.0 からは、 連続キャプチャ時にフィルタを掛けることができるようになりました。 フィルタを利用すれば、 必要なパケットだけをファイルに書き出すことができます。 さらに、 古いファイルを削除しながらキャプチャしつづけることができるようになったので、 トラフィックが多い場合でも、 ディスクの空き容量を一定に保ったまま常に最新のキャプチャデータを残すようにできます。 |
Q36. | VLAN タグの付いたパケットをキャプチャしたいのですが? |
A36. |
VLAN タグの付いたパケットをキャプチャできるかどうかは、
お使いになっている NIC に依存します。
2002年12月現在、Intel 社製の NIC では、 VLAN タグ付きのパケットをキャプ チャできません。弊社で実験した結果、VLAN タグ付きのパケットを キャプチャできた NIC は次のとおりです。
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Q37. | デコード結果で、パケットのチェックサムが全て illegal になってしまうのですが? | ||||||||||||||||||||||
A37. |
ネットワークインタフェースカード (NIC) の種類によっては、
カードのハードウェアでチェックサムを計算する機能
(Checksum Offload機能)を持つものがあります。
そのような NIC
をインストールしてあるホストでパケットをキャプチャすると、
正しいチェックサムが設定されていない状態のパケットをキャプチャすることになります。
これが、チェックサムが illegal になってしまう理由です。
また、 カードのハードウェアで長いデータを複数の TCP のパケットに分割する機能 (Large Send Offload機能、 あるいはTCP Segmentation Offload機能)を持つ NIC もあります。 このような NIC をインストールしてあるホストで長いパケットを送信しようとしたときにも、 チェックサムが illegal になります。 これを避ける方法をプラットフォームごとに示します。
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Q38. | ストリームビューに、 "Lack of Data" と表示されるのですが? | ||||||||||||||||||||||
A38. |
ストリームを構成するパケットが欠けていた場合に表示されます。 たとえば、
は、TCPヘッダーの Sequence Number 740966728 から 740970015 までの 3288
バイト分のデータを含むパケットがキャプチャデータにないことを示しています。
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Q39. | ftp のパケットをデコードしたとき、パスワードの文字列が '*' になってしまい、表示されないのですが? | ||||||||||||||||||||||
A39. |
これは、不用意に他人のパスワードを見てしまうことを避けるための処置です。
ftp に限らず、クリアテキストでパスワードをやり取りするプロトコルについては、パスワード部分のデータは全て '*' (アスタリスク) で隠しています。 この処置を行わないようにすることはできます。 特別な理由があって、パスワードを見る必要がある場合は、弊社までお問い合わせください(製品版を御購入いただいたお客様に限らせていただきます)。 |
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Q40. | 現在サポートされていないプロトコルについて、 今後サポートされるかどうか知りたいのですが? | ||||||||||||||||||||||
A40. |
サポートのための基本的な条件として、
次の 2 点が挙げられます。
上の 2 点を満たすプロトコルであれば、 お客様からのご要望の多さなどを考慮しながら、 順次サポートして行く予定です。 また、 基本的に新しくサポートしたプロトコルのデコーダは、 バージョンアップ版として公開して行きます。
しかしながら、
Internet-Draft が公開されてから何日以内にそのプロトコルをサポートするといった開発の体制はとっておりません。
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Q41. | Sniffer など他のツールでキャプチャしたデータファイルを ASTEC Eyes に読み込んでデコードできますか? | ||||||||||||||||||||||
A41. |
できます。 ASTEC Eyes は、 次のフォーマットのファイルを読み込んでデコードできます。
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Q42. | リモートモジュールと ASTEC Eyes 本体との間の通信はどの程度の帯域を消費するのですか? |
A42. |
モニタについては、
お使いになっているネットワークのトラフィックの状態にも依存しますが、
リモートモジュールで収集した情報を
ASTEC Eyes
本体(基本パッケージ)で表示した場合、
3 〜 4 Kbps くらいの帯域を使います。
キャプチャしたデータをデコードする場合は、 デコードビューを作成する際に、 キャプチャした全データがそのままリモートモジュールから ASTEC Eyes 本体へ転送されます。 転送するデータを圧縮することはできますが、 キャプチャしたデータ量に比例して使う帯域は増加します。 データを圧縮すると、データ量は1/2程度になります。
転送するデータを圧縮するには、次のようにします。 |
Q43. | リモートモジュールのプラットフォームとライセンスの関係はどうなっているのですか? |
A43. |
ASTEC Eyes 基本パッケージの場合と同じく、
1 ライセンスとは、
1 台のホストに 1 つのリモートモジュールをインストールして使うことができる権利のことです。 プラットフォームには依存しません。 ライセンス数の範囲内でしたら、 どのプラットフォームにリモートモジュールをインストールしていただいてもかまいません。 |
Q44. | Linux のリモートモジュールは RPM 形式で配布されていますか? |
A44. | いいえ。RPM 形式ではなく、tar 形式にまとめて配布しています。 |
Q45. | リモートモジュールを動作させるときのホストの CPU への負荷はどのくらいですか? |
A45. |
CPU への負荷はトラフィック量とホスト数に依存し、
ASTEC Eyes
本体(基本パッケージ)を動作させた場合の負荷と同じです。 1000 ホスト程度のネットワークの場合の負荷の目安 を参照してください。 |
Q46. | リモートモジュールは SNMP を使って情報を収集するのですか? |
A46. |
いいえ、SNMP は使っていません。 リモートモジュールと ASTEC Eyes 本体(基本パッケージ)とは、 8887/tcp を使った独自のプロトコルで通信しています。 双方向に通信しますが、 リモートモジュールが収集したデータを ASTEC Eyes 本体に送るのが中心です。 |
Q47. | ASTEC Eyes 本体をバージョンアップするとリモートモジュールと接続できなくなったのですが? |
A47. | リモートモジュールもバージョンアップしてください。 ASTEC Eyes on the netや ASTEC Eyes for VoIPを リモートモジュールと接続して利用する場合、 すべてのモジュールのバージョンが一致している必要があります。 |
Q48. | ASTEC Eyes for VoIP とは何ですか? |
A48. | ASTEC Eyes for VoIPは、 ASTEC Eyes on the net に IP 電話などの音声品質を測定する機能を追加したパッケージです。 ASTEC Eyes for VoIP を使えば、 キャプチャしたデータを基に音声品質の指標となる値 (R値や往復遅延時間など) を算出し、グラフや表に表示できます。 |
Q49. | 測定できる音声品質には何がありますか? |
A49. |
次の 9 種類の音声品質を計測できます。
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Q50. |
デコードビューのツールバーの
![]() ![]() |
A50. |
まず、インストールしたパッケージを確認してください。
VoIPの機能を利用するにはASTEC Eyes on the netのパッケージとは別に、
ASTEC Eyes for VoIPのパッケージをインストールする必要があります。 次に VoIP 機能を使うためのライセンスファイル (voip_license.txt) を登録できているかどうかを確認してください。 確認するためには、「ヘルプ(H)」メニューから 「バージョン情報(O)...」を選び、 表示されたダイアログの「ASTEC Eyes for VoIP」タブをクリックします。 |
Q51. | 「ツール(T)」メニューから「音声データ送信(R)...」が選べないのですが? |
A51. |
まず、インストールしたパッケージを確認してください。
VoIPの機能を利用するにはASTEC Eyes on the netのパッケージとは別に、
ASTEC Eyes for VoIPのパッケージをインストールする必要があります。
最後に VoIP 機能を使うためのライセンスファイル (voip_license.txt) を登録できているかどうかを確認してください。 確認するためには、「ヘルプ(H)」メニューから 「バージョン情報(O)...」を選び、 表示されたダイアログの「ASTEC Eyes for VoIP」タブをクリックします。 |
Q52. | ツールバーの「♪ (音声データ送信)」ボタンを押せないのですが? |
A52. |
インストールしたパッケージ、
およびお使いのプラットフォームとライセンスファイルを確認してください。
詳しくは Q.51 「ツール(T)」メニューから「音声データ送信(R)...」が選べないのですが? をご覧ください。 |
Q53. | 音声データファイルの送信に失敗してしまいます。 |
A53. |
音声データファイルの形式を確認してください。
サポートしている音声データファイルは、
ASTEC Eyes for VoIP をインストールしたディレクトリにサンプルの音声データファイル (Sample1.wav、Sample2.wav) があります。 |
個人情報の取り扱いについて | [HOME] |