Windows ファイアウォールを利用した環境で
ASTEC Eyes をご利用いただく際の注意事項
ファイアウォール機能が有効になっている
Windows で、
ASTEC Eyes on the net や
ASTEC Eyes for VoIP
(以下、ASTEC Eyes と記載)をご利用いただく場合、
一部の機能が影響を受けます。
これらの機能を利用するには、
Windows ファイアウォールの設定を調整して
ASTEC Eyes の通信を許可してください。
◆ 影響を受ける機能
Windows ファイアウォールの設定を調整する方法は2種類あります。
設定ツールを利用する方法
ASTEC Eyes をインストールしたディレクトリにあるツール WinFWSet.exe を利用します。ASTEC Eyes のディレクトリはデフォルトでは、C:\Program Files\ASTEC Eyes です。
(ASTEC Eyes for VoIP の通話シミュレーションモジュールのみをインストールしている場合は、
ツールは WinFWSetVoIP.exe となります。)
通信を許可したい項目にチェックを入れて、登録ボタンをクリックしてください。
- ASTEC Eyes リモートモジュール
- インストールした ASTEC Eyes またはリモートモジュールを、
リモートモジュールとして外部からの通信を許可する場合にチェックしてください。
- ASTEC Eyes
- ASTEC Eyes for VoIP の音声品質測定機能を使って、
外部へ音声データを送信する場合にチェックしてください。
※ ASTEC Eyes 本体から音声品質測定機能を利用する場合に必要です。通話シミュレーションモジュールを単独で利用する場合は下の項目をチェックしてください。
※ キャプチャしたデータから音声品質を表示する場合は、このチェックは必要ありません。
- ASTEC Eyes 通話シミュレーションモジュール
- 通話シミュレーションモジュールの発信モジュールを使って別のPCへ接続する場合や、
着信モジュールを起動して、外部からの通信を許可する場合にチェックしてください。
手動で設定する方法
◆ リモート監視の通信を許可する
ASTEC Eyes やリモートモジュールを起動して、外部の ASTEC Eyes からの通信を許可するには、
次のプログラムを Windows ファイアウォールの例外として登録してください。
capture.exe
追加する方法は
下をご覧ください。
◆ 音声品質測定を利用する
ASTEC Eyes for VoIP の音声品質測定機能を利用する場合、
次のプログラムを Windows ファイアウォールの例外として登録してください。
EYES.exe
追加する方法は
下をご覧ください。
◆ 通話シミュレーションモジュールを利用する
ASTEC Eyes
for VoIP の通話シミュレーションモジュールを利用する場合には、
次のプログラムを Windows ファイアウォールの例外として登録してください。
voipsimu.exe
追加する方法は
下をご覧ください。
プログラムを Windows ファイアウォールの例外に追加する方法
- 「コントロールパネル」 内の 「セキュリティセンター」
から 「Windows ファイアウォール」 を選びクリックします。

Wiwdows Vista の場合は、「コントロールパネル」 内の 「セキュリティ」
のサブ項目 「Windows ファイアウォールによるプログラムの許可」
を選びます。
- 「Windows ファイアウォール」 の 「例外」 タブをクリックします。
- プログラムを例外として追加します。
- 「プログラムの追加(R)...」ボタンをクリックします。
- 「参照(B)...」ボタンをクリックして
ASTEC Eyes をインストールしたディレクトリ(*1) から該当するプログラムを
を選びます。
- capture.exe … リモート監視機能を利用する場合
- EYES.exe … 音声品質測定機能を利用する場合
- voipsimu.exe … 通話シミュレーションモジュールを利用する場合
- 「OK」 ボタンをクリックすると、
「プログラムおよびサービス(P)」 に追加されます。
(*1) デフォルトでは 「C:\Program Files\ASTEC Eyes\」 です。
- 追加したプログラムにチェックがついていることを確認してから、
「OK」ボタンをクリックしダイアログを閉じてください。