[前のページ ] [目次 ] [次のページ ]
4.5.3.7 TCP上の特定のプロトコルに関連したパケットをすべて表示する

TCP上のアプリケーションが通信する場合、次の順番で処理が進みます。

  1. TCPの接続を確立する
  2. アプリケーションのデータを送受信する
  3. TCPの接続を切断する
アプリケーションのデータを送受信するパケットの場合、デコードビューの[サマリ]領域のプロトコルカラムには、アプリケーションのプロトコル名が表示されます。一方、TCPの接続の確立と切断のパケットについては、プロトコル名としてTCPと表示されます。
ヘッダー属性フィルタを使えば、これらの2種類のパケットの両方を表示することができます。

方法1

  1. デコードビューのツールバーの[ヘッダー属性フィルタ]ボタン()をクリックします。
  2. [8 IP層プロトコル]を選びます。
  3. 表示したいアプリケーションプロトコルに対応するメニュー項目を選びます。

方法2

  1. デコードビューのウィンドウを右クリックします。
  2. [フィルタ(F)]を選びます。
  3. [ヘッダー属性フィルタ(A)]を選びます。
  4. [8 IP層プロトコル]を選びます。
  5. 表示したいアプリケーションプロトコルに対応するメニュー項目を選びます。

関連項目


[前のページ ] [目次 ] [次のページ ]