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1-2. 音声品質IP電話どうしの通信は、 接続が成功してデータの送受信ができるだけでは不十分です。 人間が聞き取りやすい状態で音声データが届くかどうかも大切です。 インターネットなどベストエフォート型のネットワークを使っている場合には、 通信の遅延やパケットの欠落などが起こり、 音声の品質に大きな影響を与えることがあります。 IP電話の品質を表す指標にはいくつかあります。
テレコムサービス協会のVoIP推進協議会のガイドラインでは、 音声の総合的な品質を表す指標としてR値を採用しています。 R値とは雑音、音量、エコー、途切れ感などを考慮し、 20種類以上の入力パラメータから算出される客観的な音質評価の値で、 ITU-T勧告G.107で規定されています。 ASTEC Eyes for VoIPは、 上記の指標により音声品質を測定します(呼損率を除く)。 IP電話の通信中に流れたパケットをキャプチャし、 RTPおよびRTCPのパケットデータから音声品質を求め、グラフ化して表示します。
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