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ASTEC Eyes Tip 集

ASTEC Eyes の使い勝手を向上する、便利な使い方および機能を紹介します。

ワークスペース
デコードビュー、ストリームビュー
モニタウィンドウ
その他

● ワークスペース

ワークスペースの図

◆ ワークスペースのラベルを変更する
ワークスペースのタブの上でマウスの右ボタンをクリックして、 「プロパティ」を選択すると、 ワークスペースのプロパティダイアログが現れます。 このダイアログでワークスペースのラベルを変更できます。

◆ ワークスペースにネットワークインタフェースを関連付ける
ワークスペースをネットワークインタフェースに関連付けておくと、 そのワークスペースを選んだときに、 関連付けられたネットワークインタフェースが自動的に選ばれます。
ワークスペースのタブの上で右クリックして「プロパティ」を選択すると、 ワークスペースのプロパティダイアログが現れます。 このダイアログで 「インタフェースに関連付ける」 チェックボックスにチェックを付け、 関連付けるインタフェースを選んでください。

◆ ウィンドウを別のワークスペースに移動する
ウィンドウのタイトルを右クリックするとポップアップメニューが現れます。 ポップアップのメニュー項目は、 ワークスペースのリストです。 リストから移動先のワークスペースを選んでください。 「新しいワークスペース」を選ぶと、 ワークスペースが新たに追加され、 ウィンドウはそのワークスペースに移動します。

◆ キーボードでワークスペースを移動する
キーボードでワークスペースを移動できます。 次のワークスペースへ移動するときには <Ctrl-Alt-→> または <Ctrl-PageDown>、 前のワークスペースへ移動するときには <Ctrl-Alt-←> または <Ctrl-PageUp> を押します。

◆ キーボードでインタフェースセレクタにフォーカスを移動する
<Alt-1> でインタフェースセレクタに、 <Alt-2> でメッセージウィンドウにそれぞれフォーカスが移動します。 また、<Alt-0> でワークスペース内のウィンドウにフォーカスが戻ります。

◆ ワークスペースのタブの位置を変える
ワークスペースのタブの位置を上または下に変更することができます。 「オプション設定」ダイアログの「その他」のページで変更します。

◆ ワークスペースを保存する
「設定」メニューの、「設定情報の保存」と「設定情報の読み込み」でワークスペースの状態や、トラフィックウィンドウの表示状態などを保存したり、読み込んだりすることができます。
default-workspace.wsiという名前で保存すると、ASTEC Eyes を起動した時に自動で読み込まれます。
(バージョン 5.000 から、リモートモジュールへの接続状態や、リモートのトラフィックウィンドウの表示状態も保存できるようになりました。)

● デコードビュー、ストリームビュー

デコードビューの図 ストリームビューの図

◆ デコードヒントを設定する
プロトコルのポート番号が標準のポート (Well known ポート) と異なっている場合、 ASTEC Eyes はプロトコルを正しく認識できず正しくデコードできません。 これを避けるためにデコードヒントを設定します。 デコードヒントは「オプション設定」ダイアログの 「デコードヒント」ページで設定します。

◆ デコード結果領域、ダンプ領域でパケット (またはレコード) の選択を変更する
デコード結果表示領域またはダンプ領域に入力フォーカスがある時でも、 <Ctrl-↑><Ctrl-↓> を押すことによって、パケット (またはレコード) の選択を変更することができます。
この時、結果領域は、直前のパケットで選択されていたフィールドと、出来るだけ近い場所を選択した状態で表示されます。

◆ 関心のあるパケットのストリームを見る
デコードビューのサマリ領域でマウスの右ボタンをクリックし、 プルダウンメニューで「選択されたパケットのストリーム」を選ぶと、 ストリームビューが表示されます。 この方法でストリームビューを表示させると、 メニューを表示させたときに選択していたパケットが属すストリームだけを 表示した状態になります。

◆ ストリームを構成しているパケットを探す
ストリームビューを表示させて、レコードを選択すると、 デコードビューのサマリ領域では、 選んだレコードを構成するパケットが緑でハイライト表示されます。 この時、デコードビューのサマリ領域で <Alt-↓><Alt-↑> を押すと、 次の (前の) ハイライト表示されたパケットが選択されます。

◆ デコードビューのハイライトされたパケットだけを表示する
ストリームビューのレコードやシーケンスビューのセッションなどを選択すると、デコードビューの関連するパケットがハイライトされます。 この時、デコードビューの「フレームID」の見出しフィルタには、「緑色の行にチェックをつける」などのメニューが追加されます。 このメニューを選択すると、通常はハイライトされたパケットにチェックをつけるだけですが、Shiftキーを押しながら選択すると、チェックをつけると同時に、チェックがついたパケットだけを表示するフィルターがかかった状態になります。

◆ 複数の異なる項目で OR のフィルタをかける
複数の項目でヘッダ属性フィルタや見出しフィルタを適用すると、 複数の条件のすべてに合致するパケット (またはレコード) のみ、 つまり AND でフィルタがかかります。 OR でフィルタをかける直接の方法はありませんが、 チェックボックスのチェックを利用して実現できます。
まず 1 つ目のフィルタ (例えば、 見出しフィルタの「発信元アドレス」) をかけます。 ここで、サマリ領域のヘッダの「フレーム ID」をクリックし、 「(表示行にチェックをつける)」を選択すると、 現在表示されているパケット (またはレコード) にチェックがつきます。 次に今のフィルタをリセットし、2 つ目のフィルタ (例えば、 ヘッダー属性フィルタの「IP 層プロトコル」) をかけます。 また同じように、チェックをつけます。
このようにしてフィルタをかけたいすべての項目それぞれでチェックをつけてから、 最後に「フレーム ID」見出しフィルタでチェックマークを選択してください。 チェックがついたパケット (またはレコード) のみが表示されます。

◆ 保存するかどうかを確認するダイアログを表示させずに、デコードビューを閉じる
デコードビューを閉じるときに、Shiftキーを押したままにしていると、まだデータを保存していないデコードビューでも、保存するかどうかを確認するダイアログを表示せず、すぐに閉じます。

● モニタウィンドウ

モニタウィンドウの図

◆ 内訳を新しいウィンドウで表示する
モニタウィンドウで内訳を表示するとき、 <Shift> キーを押しながら操作すると、 新しいウィンドウで内訳を表示します。 元のウィンドウは内訳を表示する前の元のグラフが表示されたままになります。

◆ 選択しにくいグラフアイテムを選択する
グラフアイテム数が多くなると、 グラフアイテムが選択しにくいことがあります。 このような時は、モニタウィンドウの表示形式を表形式に変更します。 表形式で目的の項目を選択してからグラフへ戻ると、 その選択が引き継がれます。
また表形式では検索機能を使うことができます。

◆ 見たいトラフィックだけを表示する
特定の条件に合致するトラフィックだけを見たいときには、 モニタフィルタを利用できます。 異なる条件のモニタフィルタを複数用意しておき、 マウス操作だけで適用するモニタフィルタを切り替えて、 さまざまな角度からトラフィックを分析できます。

◆ モニタグラフの時間を増やす
ASTEC Eyes はデフォルトで 5 分間のトラフィックを表示します。 この時間は3種類のタイムスパン(短期・中期・長期)を切り替えたり、 タイムスパンの期間を変更すれば変わります。 タイムスパンは、 ポップアップメニューの「タイムスパン」で切り替わります。 タイムスパンの期間は、 「オプション設定」ダイアログの「モニタ」ページで設定できます。 グラフの更新間隔もここで設定することができます。

◆ イベントビューアで常に最新のイベントを表示させる
イベントビューアは新しく報告されたイベントを 下の行に追加していきます。 一番下の行を選択しておくと、 次々と追加される最新のイベントが見える状態を保ちます。

◆ グラフのサイズを揃える
グラフの大きさ(凡例を除いた左側の領域)を指定したサイズに揃えることができます。 「ウィンドウ」メニューの「グラフのサイズ」で幅と高さを指定します。 変更されるのは、このコマンドを実行したときに、表示されているワークスペース上にあるグラフだけです。

◆ グラフ解析モードでグラフをズームする
グラフ解析機能を利用している間はグラフをズームすることができます。 Shiftキーを押しながら、左ボタンをドラッグしてズームしたい矩形を指定します。 Shiftキーを押しながら、右ボタンをクリックすると元の状態に戻ります。 (解析モードを解除してもズームは元に戻ります。)

◆ グラフ解析モードで項目を選択する
グラフ解析モードで項目を選択するには、Altキーを押しながら左クリックしてください。(凡例では通常どおり左クリックのみで選択できます。)


● その他

◆ ネットワークインタフェースのラベルをリモートモジュールに登録する
ネットワークインタフェースのラベルをリモートモジュールに登録すると、 別のマシン上の ASTEC Eyes がこのリモートモジュールに接続した時、 登録したラベルでインタフェースが表示されるようになります。
ラベルの登録は、「インタフェースのプロパティ」で行います。

◆ ホスト名の表示をカスタマイズする
ホスト名を定義できます。 MAC 層アドレス帳またはIP 層アドレス帳で、 目的のホストの「ユーザー定義名」のカラムにホスト名を入力してください。
また、ASTEC Eyes は ユーザー定義名、NetBIOS 名、NIS 名、 DNS 名の中から、優先順位にしたがって、 最初に見つかった名前を表示します。 望みとおりにホスト名を表示させるためには、 優先順位を正しく設定することが必要です。 優先順位の設定は「オプション設定」ダイアログの 「ホスト名の表示」ページで行うことができます。

◆ 他のアプリケーションとの連携
デコードビューやストリームビュー、 グラフや各種の表のデータはファイル (CSV形式) に保存したり、 コピーアンドペーストで他のアプリケーションに貼り付けることができます。 たとえばモニタウィンドウのグラフはイメージとしての形式 (ビットマップ形式など) と、グラフのデータをテキスト (テキスト形式や CSV 形式) として貼り付けることができます。 Microsoft Word や Microsoft Excel などに貼り付けるときには、 適切な形式を選んで貼り付けてください。
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